手動アートフィルター

去年の暮れに年賀状の絵柄が決まらず、困ったときのお絵かき写真を撮ったときに、手元に置いている下手な作品も撮ってみました。
以前、写真を撮り始めた理由として現在描いている鉄道のある風景シリーズの絵をここに提示してみましたが、その前のシリーズもアップしてみたいと思います。
お絵かきを始めたのは高校の美術部にはいって、ただしキャンバスがＦ５０号または１００号という畳半畳から一畳分はあろうかという大きさのモノばかりで、現場に持って行けず風景のスケッチと写真を利用して描くというスタイルでした。
それで多くの部員は、顧問の先生や先輩たちが絵になる構図の風景を撮ってきておいて居た写真を利用して描いていましたが、私は自分自身で取材してきたモノだけを描くというスタイルでしたので写真を撮り始めました。
いまのカメラなら、わざわざこんなことしなくてもアートフィルターという手があるのでもっときれいに印刷できると思います。
原盤の写真を知っている方は、写真以上に色がでていると言います。
手動アートフィルターなので、どうにでもなりますがデッサン力や表現力がないのであまり評価されません。

今回お見せするヨーロッパの風景なんかはとうてい現場にはキャンバスを持って行けません。
スケッチブックも持って行きましたが時間の関係で描いているような暇はなかったです。
最初のは、本日の『ウィーンフィルニューイヤーコンサート』をご覧になっていた方ならあれっと思われたかと思いますが、オーストリア・ウィーンにあるシュタファン寺院からの市内を眺めた風景です。
大きさは、Ｐ４０号ででウィーンシリーズは３作品描きました。

２枚目は、スイス・ジュネーブにあるサンピエトロ寺院からレマン湖を望んだ風景で４作品あります。

風景ばかりでなく憧れの裸婦なんかも描きましたが、公募展に発表する以上グラビアなどの版権が撮影者や出版社にあるものは使えないので、このモデルさんはネットで集まったフォトグループで撮影したモノです。
ただ、モデルさんが素人さんということもあり写真の公開はＮＧという個人お楽しみという撮影会でしたが絵などの作品として加工したモノは一般公開してもいいとの主催者側の了解をえていたので地方公募展で発表しています。



ただ、お世話いただいた方が仕事の関係で転勤となりグループは解散となったので裸婦を描いたモノはこれだけです。
その後、レースクイーンのお姉さんの撮影会とかも行って見ましたが、なかなか大人数になってしまい思うようなポーズのものが撮れず絵にはしていません。
最近は、セクシー女優さんをモデルにした個人撮影会というものもあるようですが、いい年になってもシャイな私には１対１の撮影は、ちょっとしゃべりが出来なくて難しいので少人数のグループのものはないかなっとたまに探しますが関西の方ではなさそうです。
公募展などに公開しないのであれば、ネット上に散乱している写真とか利用して描くこともできますが、私なかなかお楽しみで描くほど余裕がないし目的、締め切りがないとなかなか筆がすすみません。

作品撮り

今月末日までに和歌山県美術家協会会員名鑑とかに載せる作品の写真と会員の顔写真を送るようにとのことで、間際になって撮影をしてきました。
私は、彫塑部門に登録されており最近の作品でちょっとまっしかなと思うものを背景無地では愛想ないかなっと思い、新庄公園に持って入って撮ってきました。

誰もいなければいいのですが、人がけっこう来ててもって回るのが恥ずかしかったです。
彫刻故に、風景の中にあるっていうのもいいと思うのですが．．．
とりあえず２カットずつ私の中での最終選考です。
どれとどれを提出しようかな？

あっ、あと自分の写真も撮らないと行けないんでセルフポートレートしてるんですが土台が悪いのでなかなかべっぴんさんに写りません。
１０年前同様に証明写真にしょうかな？